教室集客のSNSに疲れていませんか?自分の「立ち位置」を知ると集客が変わる|ポジショニングマップの作り方


SNSも告知もブログも頑張っているのに、なぜか生徒さんが集まらない…

競合を調べたら「自分のレベルが低い」と落ち込んでしまった…
その悩み、実は「集客方法」より先に必要なものが抜けているのかもしれません。
集客できる先生は、集客方法の前に「自分の立ち位置(コンセプト)」を作っています。
今回は、教室ビジネスLABOの実践ミーティングでお伝えしたポジショニングマップの考え方を、
受講生さんからの「難しかった」「落ち込んだ」というリアルな声にもお答えしながら、丁寧に解説します。
本記事はこんな方におすすめです!
✔️ パン教室・料理教室・カルチャー教室など教室系ビジネスをしている方
✔️ 集客方法を試しているのに結果が出ない方
✔️ 競合を調べて落ち込んだ経験がある方
✔️ 自分の教室の「売り」が何かわからなくなっている方

みやなりちあき
私、みやなりちあきは、米粉の美容健康料理の専門家です。
私自身、グルテンフリー生活を中心とした食事法で、血糖値の安定を意識した食生活をこころがけ10年続けています。食事管理で、摂食障害、鬱を克服しました。
Amazon新着ランキング美容・ダイエット部門1位/Amazon新着ランキング食・栄養部門1位/Amazon売れ筋ランキングパン部門2位/横浜LUMINE有隣堂さま 暮らし部門1位/旭屋書店志木店さま 実用書ランキング1位/マイナビニュース掲載/天然生活WEBレシピコラム3連載掲載/サライ.jp(小学館)書評掲載/船橋商工会議所会報誌2025年11月表紙巻頭インタビュー
米粉・グルテンフリー・アレルギー対応米粉料理の研究、米粉美容健康料理研究家、米粉レシピ開発・商品開発のサポート事業をしています。美容健康に特化したノンオイル米粉パンの講師の育成をしている、ヘルシーライフデザイン協会代表理事を務めています。米粉パンの卸販売、通信販売も行っています。
教室未経験の人の教室開業のゼロを1にして、10年続く教室の土台作りをサポートする、教室ビジネスコンサルタント。
教室開業11年、米粉研究歴11年、子どもが0歳の時に料理教室を立ち上げ、レッスンを継続、協会を設立、述べ1500名の受講生を指導、講師育成をしてきました。企業・官公庁の米粉のサポートまで行っています。
教室ビジネスと米粉の専門家・教育のプロフェッショナルとして、お困りの方をサポートしています。
講義実績 (敬称略)
東京都 Start Up Hub Tokyo TAMA
カルチュアコンビニエンスクラブ株式会社(蔦屋書店)
ホームメンターズ株式会社ミリオンセールスアカデミーなど
米粉事業・登壇・レシピ開発相談実績
実績例(敬称略)
米コ塾 米粉カンファレンス 貝印 農林水産省 CookPadTV 株式会社日和ファーム 彩華 有限会社エールなど
目次
良い商品なのに売れない——本当の理由

多くの先生は「どんな集客方法がいいか」を探しています。でもその前に必要なものがあります。

答えはシンプルです。集客方法の前に「自分の立ち位置(コンセプト)」が決まっていないからです。
まず「個人の強み」と「事業のポジション」を分けて考える

ここで多くの先生がハマる落とし穴があります。
「強み」という言葉が、個人レベルの話とビジネスレベルの話の両方に使えてしまうことで、混乱が起きやすくなるのです。
ポジショニングマップは
あなたの能力を測るものではありません。
お客様の選択肢の「地図」です。
競合がすごく見えたとしても、それはあなたのレベルが低いのではありません。
「お客様にはこんな選択肢もある」という情報として見てください。
売れている先生が見ている「4つのもの」
ほとんどの先生が最初にやることは「自分」しか見ていない状態です。
「私は何が得意だろう?」
「何を教えよう?」
「私の強みは?」
→ これだけでは、なぜ売れないかが永遠にわかりません。
① 顧客 👥
誰のどんな悩みに答えるか
② 競合 🔍
お客様が比較している他の選択肢すべて
③ 市場 🌏
そもそもどんな市場にいるのか
④ 自分 🎯
その中での自分の立ち位置・強み

売れない人は自分を見ています。売れる人は顧客を見ています。
長く続く人は、この4つを見ています。
ポジショニング=「差別化」ではありません
軸は自分で決めるものではありません
お客様が比較している基準を「見える化」したものです。
他業界で考えると分かりやすい——ポジショニングマップの例

自分の業界で考える前に、身近な業界で試してみましょう。
「なるほど!」が増えます^^
☕ カフェ業界(価格 × 滞在価値)
同じ「コーヒーを飲む」でも、お客様は全然違う理由で選んでいます。
💰 安く飲みたい → ドトール・マクドナルド
🪑 居心地よく過ごしたい → コメダ珈琲
✨ 非日常を楽しみたい → スターバックス・ホテルラウンジ
📌 同じ「コーヒー」でも
お客様の目的で選ぶ場所が変わる
💪 フィットネス業界(運動強度 × 個別サポート)
「運動したい」と一言で言っても、目的はバラバラです。
🎯 絶対に結果を出したい → RIZAP・BEYOND(高強度・個別サポート高)
🌿 楽しく続けたい → ピラティス・ホットヨガ(低強度・雰囲気重視)
⏰ 自分のペースでやりたい → ANYTIME FITNESS(高強度・個別なし)
📌 お客様は「運動したいから」ではなく
「目的」で選んでいる
🍳 料理教室業界(手軽さ × 専門性)
「料理を習いたい」のではなく、
お客様には本当の目的があります。
| 位置 | 教室・サービス |
|---|---|
| 専門性高・手軽さ低 | 辻調理師専門学校・エコール辻 |
| 専門性中〜高・手軽さ中 | 薬膳教室・発酵教室 |
| 専門性低・手軽さ高 | ABCクッキング・時短料理教室・家庭料理教室 |
お客様が本当に求めているのは…
⏱ 時短したい?
🥗 健康になりたい?
👨👩👧 家族に喜ばれたい?
💪 自信を持ちたい?
📌 コンセプトは「料理」ではなく
「未来」を売る
本当の競合は”同業者”だけではない

「競合=他のパン教室」と思っていませんか? 実はお客様視点では全然違います。
パン教室の場合…
🛒 「朝ごはんを楽にしたい」市場
→ コンビニ・冷凍食品・食パンのサブスク・ホームベーカリーも競合
🥗 「家族の健康を整えたい」市場
→ 食育教室・栄養士のオンライン相談・健康食品・料理動画も競合
💄 「美容が目的」市場
→ 美容サプリ・食事管理アプリ・エステ・スムージー教室も競合

お客様が比較するすべての選択肢が競合です。同業者だけを見ていると、本当の戦場を間違えます。
「自分のポジションが最悪…」と落ち込んだ方へ

ポジショニングマップを作ってみて、「安い・手軽だから選ばれているだけ…自分のポジションが最悪だ」と落ち込んだ方がいました。
でも実はこれ、すごく大事な気づきです。
マップは悲観するためではなく「改善の地図」です。
「今のポジションが最悪」ではなく、「行きたい場所に先にいる人を見つけた」と考えてみてください。
3ステップで考えてみましょう。
📍 今のポジションを確認する
「安い・手軽」の位置にいると分かった
= 現在地が見えた!
🎯 行きたいポジションを決める
「食事を見直したい・値段を上げたい」
= 理想の位置を決める
🔍 そのポジションにいる競合を調べる
理想の位置に先にいる人を見つける
→ 何をしているか調査する
「X軸・Y軸が思いつかない」を解決する4つのアプローチ

「軸が思いつかない」という声も多かったので、マーケティングの手法をもとに4つのアプローチをお伝えします^^
① 顧客の「決め手」から考える
お客様が最後に決断するとき、何を一番気にしているか?
「どっちにするか迷ったとき、何で決めますか?」
この問いかけの答えが、そのまま軸になります。
価格で決める → 「安い↔高い」軸
場所で決める → 「対面↔オンライン」軸
時間で決める → 「短期↔長期」軸
② STP分析のターゲットから考える
ターゲットが違えば、軸も変わります。誰のための教室かを決めると、軸が自然に決まります。
主婦向け → 「手軽さ・続けやすさ」軸が重要
美容意識高め → 「専門性・即効性」軸が重要
仕事で使いたい → 「資格・収益化」軸が重要
③ 4P分析から軸を引き出す
マーケティングの基本「4P」から軸のヒントを出す方法です。
| 4P | 軸の候補 |
|---|---|
| Price(価格) | 安い↔高い / 単発↔月額 |
| Place(場所) | 対面↔オンライン / 近い↔遠い |
| Product(商品) | 入門↔専門 / 趣味↔プロ向け |
| Promotion(発信) | SNS中心↔口コミ中心 |
この中から「顧客が重視するもの」を2つ選ぶだけで軸が決まります。
④ ジョブ理論——「何のために雇われているか」
ジョブ理論とは、お客様が商品を「ある仕事(ジョブ)を達成するために雇う」という考え方です。
パン教室のお客様のジョブは何か?
「毎朝の朝食を楽にしたい」ジョブ → 手軽さ / 時短の軸
「家族の健康を守りたい」ジョブ → 安心感 / 専門性の軸
「自分に自信をつけたい」ジョブ → 達成感 / 個別サポートの軸
ジョブが違えばマップの軸も変わります。つまり1つの教室でも、誰のジョブに答えるかで複数のマップが存在します。
軸に迷ったら、この問いから始めましょう。
「お客様は最後に何で決めましたか?」
まとめ:教室集客で「立ち位置を整える」4つの気づき
今日の4つの気づき
✔️ 「個人の強み」と「事業のポジション」は別物
—競合と能力を比べるのではなく、市場での立ち位置を見る
✔️ ポジショニングマップは「改善の地図」
—現在地→理想→競合調査の3ステップで使う
✔️ 本当の競合は同業者だけではない
—お客様の悩みを解決する選択肢すべてが競合
✔️ 軸はお客様の「決め手」から見つける
—顧客の決め手・STP・4P・ジョブ理論の4アプローチ

「私の強みは何か?」より「お客様は何で選ぶのか?」
この問いかけに変えるだけで、集客の見え方がガラッと変わります。
集客方法を探す前に、立ち位置を整える。それがこのLABOで大切にしている順番です^^
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